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手磨き用水垢取りツールの販売について

前回のブログのお知らせ記事の最後に、手磨き用ツール開発中の旨を告知しておりましたが、製造元の材質変更等の諸事情により少量しか製作できず、ご予約いただいていた業者様優先にご提供させていただいたところ、商品はほぼ無くなってしまいました。

どのような製品だったかを先に説明させていただきますと、
クリーナーブロック商品写真
写真の手磨き用ツールです。『どこかで見たことあるぞ』と思った方もいらっしゃるかと思いますが、これは墓石業界で30年程定番商品として販売されているセラミックファイバー系のクリーナー砥石と同材質の製品です。
既販の従来品は幅25mm,長さ100mmの大きさで、頑固な水垢も除去でき、傷を付けずに作業できる(使い方により傷付く場合もありますが)とても優れたツールです。主観ですが、数ある手磨き用の水垢取りツールの中ではこの商品が一番優れていると感じます。私も水垢取り作業時には多用していますし、黒御影石の墓石の磨き面もほぼこれ1つで作業したこともあります。
しかしながら、残念な点が2点ほどあります。一つは溝切面の研削力が少し弱く、その面で擦ると汚れ落ちが緩やかなので少々手間取ります。ですので裏面の角で擦って使用することが多く、またそのように使用している方も多くいらっしゃいます。
二つ目は大きさが小さいということです。部分的に使用するには何ら問題はありませんが、屋外で数十年経過した墓石には全体的に薄い水垢汚れが付着していることが少なくありません。全面をこの小さな砥石で作業するとなると多大な労力と時間がかかります。

そこで、この優れた材質をそのままに、溝切面の研削力を向上しつつ大面積化を図ることで、より早く効率的に作業ができるツールとして改良製作しました。
クリーナーブロック大きさ溝幅
写真のとおり面積は従来品の3倍、また溝幅も従来溝より太くすることでより汚れの搔き取り力をUPさせています。これにより広い面でも、水を使いながら溝切面を押し当て擦るだけで驚くほど早く水垢汚れが除去できるようになりました。
黒御影石棹石汚れ
写真の黒御影石によくある汚れも楽に除去できますし、棹石前面の家名彫りの文字周りの水垢も簡単に除去できます。また従来通り角で擦れば汚れを引きずる事もなく、より傷付にもシビアに作業できます。

以上、製品の概要としては前述の内容でありますが、従来品の素材がすでに製廃しており、残っている僅かな従来材料で作れるだけの生産となったため、今回このような少量の生産となってしまいました。尚、従来素材の既販25mm幅の製品については、メーカー側に作り置き分が多くあるので当面の間は従来通りご提供致します。
現在、新素材でテスト&改良を重ねております。納得のいく性能レベルに至りましたら、再度製作する予定でおります。
販売が決定いたしましたら、またブログにてお知らせいたします。
2023年10月27日 18:12

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